ロースクールがコケた原因なんだが、原因は色々あるけど、一番の想定外が企業が弁護士人員を社員として採用しなかったので弁護士人材が余った点にある。

これ企業側からすると当然なのよ。
と言うのも、実は会社が雇用している弁護士は、雇用元に直接関係しない業務(子会社業務や訴訟代理人等)を行うことが法律で禁止されているのです!
社長が弁護士資格持っていればセーフだけど、うん無理。(ヾノ・∀・`)

これは弁護士資格持っていない人間が弁護士雇って補助スタッフが行った業務を雇用した弁護士名目で提供するという非弁行為を防ぐための規定なんだが、これが企業内弁護士の仕事の幅を狭めるという。

そりゃ必要な時に外部事務所と契約した方がいいよねと。なお企業内弁護士に代理人させるには、この場合は弁行為と本業と独立して個別で契約を行い、かつその成果が雇っている内容に影響を与えないただしがきが必須と。

かくして企業は弁護士を雇わずに弁護士が溢れて待遇が悪化し、ロースクールに逝く人が減ったと。

なお、サラ金の金利取りもどしビジネス2020年で時効迎えるので、その後の弁護士の飯の種が無くなる問題があったり。