ですがにもたくさんいるよね


会社に飼い慣らされ奴隷のように働く"社畜"の顛末を描いた漫画アート「社畜ノート」がTwitterに投稿され、大きな反響を呼んでいる。

「社畜ノート」は、90度に開いたノート2ページに描くことで立体的に見せた漫画アート。
ホームに入る電車や変わる風景、開くドアなど、随所に動くギミックがあり、
ノートをめくり仕掛けを動かことでストーリーが展開していく。

「社畜ノート」に描かれているのは、朝早くから夜遅くまで働き続ける男性会社員の顛末。
男性は、ホワイトボードに「死ぬまで働け」「欠勤 遅刻 定時退勤 即解雇」と書かれたブラック企業に勤めている。
仕事漬けにされ日に日に疲弊していくが、ホワイトボードは「死んでも働け」とエスカレート。同僚の女性は、残業後に会社を出たところで交通事故に遭ってしまう。
それでも働き続ける男性はある日、首を吊り自殺を図るが、入院中の同僚から電話があり「がんばって わたしもがんばるから」と声を掛けられる。

首を吊ろうとするシーンでは、ページをめくるごとに縄がアップになり、縄の先に見える花畑も大きく広がっていくが、花畑は奥に描かれた1枚のみ。
また、同僚からの電話に泣くシーンでは、涙の部分を切り抜き、奥の紙を揺らすことで涙が流れる演出がされている。
このような立体的な演出と切ないストーリーに、Twitterでは「
泣ける」という声が多数。
「これが世の中の現実だからこそ尚更辛いし悲しい」「もうこれ以上頑張れないだろこの人…」「クビとか転勤とか覚悟でみんな定時で帰
っちゃえよ」
といった声も寄せられ、大きな反響となっている。

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http://news.livedoor.com/article/image_detail/14531459/?img_id=17054447