戦争映画や戦記漫画だと沖縄へ向かう特攻隊に空を覆い尽くすグラマンが迎撃して来るけど
実際は1個中隊(12〜16機)程度しか迎撃に来てない、それでも殆ど落とされて蹴散らされてしまう体たらく。

末期に日本本土に張り付いて本土空襲繰り返してた米機動部隊だって、繰り出す攻撃隊は1個中隊単位
で、空を覆う何百機の大編隊なんて繰り出して来ない、中には1個小隊4機の攻撃隊なんてのもあるある。
そいつらが飛行場、港湾施設、船舶、操車場、鉄道、工場、目立つ建物、軍事目標っぽいもんを片っ端から
銃爆撃しては去って行く、1攻撃単位での戦力比では日本側と大差無いのに、これに日本側は手も足も出ない
そんなのが全体では1000機近くが洋上にいて、余裕でローテーション組んで、代わる代わる本土の目と鼻の
先に居座って爆弾積んで遠足気分でにやってくる。

ドーリットルの時に哨戒艇に見つかって予定より早くB-25放り出して、急いで逃げ帰った頃とはまさに隔世
の感があり。
これもあれも日本軍の抵抗力がそれだけ弱くなったから、昭和20年の沖縄戦の頃になると、我が皇軍は弱さは
まさに異次元レベル。