>>795
まず一巻が「売れなかったら、続きはないよ」て状況で始まり(徳間版で「黎明編」と入ったのは後の版から)、売れたから二巻
に続いたが「とりあえず三巻までね」と。でも三巻も売れたから「じゃあ六巻までね」→「10までいっちゃうか」と伸び伸びになっ
ていたのが全体の構成のおかしい理由。
想定していた構成で「キルヒアイスはラインハルトが絶頂に至る時に死ぬ」と決めていたので、二巻で帝国の覇権を握った
時点で殺した―が、続いてしまったので事あるごとに「キルヒアイスが生きていれば」と登場人物がグチるハメに。結果的には
それでよかったと言っているが……。
後半のユリアンの扱いや「ヤンももっと早く殺すつもりだった」発言からすると、当初の構成ではキルヒアイスもヤンもバーミリオン
で死ぬ予定だった思われる。それだといろいろとバランスがよくなる。