野党「解散総選挙を求め、われわれが与党になってこの国を変えていくという思いで戦いたい」

立憲民主党など野党6党は13日、国会内で合同集会を開き、
学校法人の森友、加計両学園や自衛隊日報などに関する五つの問題を「重大疑惑」と位置付け、徹底的に追及する方針を確認した。

安倍晋三首相は虚偽答弁などで国民の信頼を失っているとして、
政権を退陣に追い込むため全力を挙げることでも一致した。

6野党が問題視する「五大疑惑」は、
(1)森友学園への国有地格安売却と財務省文書改ざん
(2)加計学園の獣医学
部新設
(3)自衛隊海外派遣部隊の日報問題
(4)裁量労働制データや過労死事案をめぐる厚生労働省の対応
(5)前川喜平前文部科学事務次官の授業への文科省の対応−の五つ。
6党は、各問題で政権による隠蔽(いんぺい)、改ざん、捏造(ねつぞう)など不適切な行為があったとみて、追及を強化する。

集会で民進党の桜井充参院議員は加計問題に関し、
「首相の政治の私物化だ。衆院解散・総選挙を求め、われわれが与党になって、この国を変えていくという思いで戦いたい」と主張。
また、森友問題を継続的に追及してきた共産党の
辰巳孝太郎参院議員は
「天網恢々(かいかい)疎にして漏らさず。
悪事を働けば必ず報いを受ける」と述べた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041301051&;g=pol