コンビニ24時間、福井豪雪でも短縮なし セブン拒否でオーナー「死ぬかと思った」

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大多数のコンビニは、契約で「24時間365日」営業と決まっている。
災害などが起こった場合、どこまで契約を守らなければならないのだろうかーー。

福井県のあるセブン-イレブンオーナーは、記録的な大雪を理由に2018年2月6日から7日にかけて、24時間営業の停止を何度も訴えた。
しかし、セブン側は要求には応じず、店を開けるよう回答したという。

一緒に勤務していた妻は長時間の雪かきの末に倒れ、救急車で運ばれたが、オーナーは営業をやめられないため、付き添えなかったという。
スタッフの出勤も困難で、2月6日から8日にかけて、約50時間不眠で働くことになったそうだ。



夜になると妻が疲労で倒れ、病院に搬送された。その後、セブンの社員がサポートで来てくれたため、
オーナーは病院に向かったが、社員がいたのは4時間ほどで、ほどなく店へ戻らなくてはなかったという。

翌2月7日の朝になっても閉店は認められなかった。営業を続けて、ケガが発生したらどうするのかとセブン側に尋ねたところ、
「オーナーの保険で対応してください」「店は開けてください」という趣旨の連絡があったそうだ。

オーナーが、マスコミの存在をにおわせたところ、ようやく営業を中止しても良いとの許可が下りたという。