>>609
排煙器は通常砲身の中央あたりにあり、高圧の発射ガスを一旦溜めたのち
前方(方向側)にその圧を解放することで後方(砲尾、戦車車内)に発射ガスが
逆流しないようにする仕掛け。砲身との間の穴に前方向きの傾斜を付けることで
これを可能にしている。発射ガスを一旦溜めることで、その分反動も経験する理屈だが
効果は知れている。

マズルブレーキは砲身先端に取り付けられており、>>610のように左右する。
砲身を前方に引っ張る効果だけでなく、正面に向かうはずの発射ガスを側方に逃がす作用も
反動を減少させる。