一人当たり監視カメラ2台が作動 AI監視大国・中国
 中国国内の当局による公共監視カメラの設置台数は2022年に27.6億台に達する
見込み。調査会社IHS Markitは、映像で人の顔を認証・検索するデータ処理機器は、
世界の流通量の4分の3が中国に購入されるだろうと推計する。
ttps://news.nifty.com/article/world/china/12241-182848/

17年前の殺人犯も瞬時に特定! 中国の顔認証技術はここまで進んでいる
 逮捕の決め手となったのは、上海市公安局が2018年5月に導入したばかりの顔認証
システム。同市公安局によると、設置から7ヵ月で40人以上の指名手配犯の「捕獲」に
成功したという。
 中国政府は2016年から、市民監視システム「雪亮工程」を推し進めている。顔認証
システムや車のナンバープレート照合システムを活用し、犯罪者や犯罪予備軍の個人
をピンポイントで取り締まる取り組みだ。
 さらに、顔認証技術にヒトの動作全体を分析する「歩行認識技術」を融合させる動きも
進む。歩幅、歩長、歩調、スピード、両足の角度、尻の形状といったさまざまな動作を
分析し、監視カメラの映像と照合。対象者が背を向けたり顔を隠したりしてもごまかせ
ないため、「顔認証システムの盲点を埋める」と強調した。
 中国社会における顔認証システムの機能強化は止まらないだろう。
中国政府は2017年末時点で13億人分の顔を数秒で特定できる巨大な顔認証データ
ベースを構築した。目下の目標は精度を90%台まで高めることだという。
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