現在、福島では、皆が神経質になって、すごい手間とお金をかけて放射線の除染をしている。
なのに同じ福島の、それも目と鼻の先の三春町の温泉は、高い放射線量を堂々と誇り、
それを皆が飲んでいるのである。
このラドンの数値を、前述の単位の誤りを正してベクレルに換算すると「1120ベクレル」となる。

ちなみに、ラドン泉はヨーロッパでも重宝されており、チェコのヤヒーモフには、ずばりラジウム・
パレスという絢爛豪華なホテルがあるし、オーストリアのアルプス山中の保養地バート・
ガシュタインの温泉は、ラドン濃度1リットルあたり堂々「1900ベクレル」だ。やわらぎの湯より高い。

放射能泉は、生物の細胞を活性化する働きがあるという。「やわらぎの湯」にはお風呂だけで
なく、岩磐浴(岩盤ではない)、そして、飲泉場もある。
ここ三春の湯にも全国からその効用を聞きつけた多くの湯治客が集う。ホームページを見ると、
病気が快方に向かったという喜びの報告がたくさん載っている。
ttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/51404

1ベクレルでも心配という方がマレーシアに子供を連れて旅行に行くとツイートしているのを
見て驚きました。1ベクレルで悩んでも飛行機搭乗時の被曝線量は気にしならない人が多い
ようです。飛行機搭乗時の被曝線量を計算できるサイトを見つけたので使ってみます。

飛行機搭乗時の被曝線量を計算できるサイトで大阪−クアラルンプール間(弾丸旅行)で
計算すると往復で17.0μSvになりました。

内部被曝で17μSvの被曝をさせるのに必要なCs137は何ベクレルか、計算してみました。
Cs137 実効線量係数(経口摂取)0.000013(mSv/Bq)として
17(μSv)÷0.013(μSv/Bq) ≒ 1,307Bq
ttps://togetter.com/li/1084740