アメリカ軍と同等以上って凄いな


米が警戒する中国の軍事力増強「2035年にはインド太平洋で米軍と同等以上」

ランド研究所の上級研究員コーテズ・クーパー氏は全体像として以下のように述べた。
「習主席のいまの軍近代化は中国の防衛の再編と増強の過去最大の事業であり、
中国軍の戦力、戦略、ドクトリン、部隊編成の強化は中国の地域的かつグローバルな利益追求と一体の野心的な内容となる」
「中国軍はこの計画を実行すれば、2035年にはインド太平洋地域で陸海空、宇宙、サイバー、電磁波の
すべての戦力で米軍とその同盟国軍と同等以上となり、米側に有事への対応を難しくさせるだろう」
クーパー氏は米太平洋軍司令部でも長年、勤務して、中国軍の分析にあたった。

公聴会ではこの後に中国軍の戦力増強の具体的な内容を別の米側4人の専門家が各軍別に報告した。
組織再編成とデジタルの合理化で戦闘能力を拡大し、柔軟にする陸軍▽
原子力潜水艦や空母などの増強で台湾海峡、東シナ海、南シナ海から遠洋での戦力を高める海軍▽
パワー・プロジェクション(遠隔地への兵力投入)能力をも含めての戦闘機、爆撃機を増強する空軍▽
中長距離の核弾頭ミサイルの増強を急ぐロケット軍−。
こんな骨子はいずれも米軍側の戦力増強による抑止の必要性を訴えていた。

https://www.sankei.com/world/news/180227/wor1802270013-n1.html