https://www.nikkei.com/article/DGXLZO04938170V10C16A7TI1000/

2016年の日経新聞の記事
この段階でボーイングは日本側にステルス戦闘機の提案を行っている
正式提案はロッキードより後のようだが内々に話が進んでることを伺わせる内容だ
三菱とも協議してるので日本的な根回しを行っている模様

ロイターとかは国産断念とセンセーショナルな書き方をするが
実は最初から単独開発の方向での話はあんまり出ていない
ロッキードが相当に破格の好条件を出さないと国内企業&ボーイングに対抗は難しい
少なくともF-2の悪夢を払拭する好条件が必要だろう

FSX選定時との最大の相違点は
FSXは日米対決という政治的様相を呈したのに対して
今回のF-3は日本企業がボーイング、ロッキード、BAEとどう組むかの選択になっている
航空機開発・製造は多国間でやるのが当たり前の時代の反映なのだろう
日本企業との関係性ではやはりボーイングが一歩リードの感が否めない
ロッキードが巻き返すにはF-2が価格高騰したロッキード側の要因を取り去る条件提示をしないと厳しいだろう