マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の第22回受賞作が決まった。
マンガ大賞は野田サトルさんの「ゴールデンカムイ」。
新生賞は「BEASTARS(ビースターズ)」の板垣巴留(ぱる)さん、短編賞は矢部太郎さんの「大家さんと僕」、
特別賞は「あしたのジョー」などのちばてつやさんが選ばれた。

贈呈式は6月7日、東京・築地の浜離宮朝日ホールで。
マンガ大賞には正賞のブロンズ像と副賞200万円、新生賞、短編賞、
特別賞にはそれぞれブロンズ像と副賞100万円を贈る。

1次選考結果(4位まで)
@「ゴールデンカムイ」(野田サトル、集英社)=8点(里中5、ヤマダ3) ※関係者推薦1位
@「約束のネバーランド」(原作/白井カイウ、作画/出水ぽすか、集英社)=8点(秋本4、杏4)
B「傘寿まり子」(おざわゆき、講談社)=6点(里中4、ヤマダ2)
C「BLUE GIANT」(石塚真一、小学館)=5点(杏5)
C「MATSUMOTO」(作/LF・ボレ、画/フィリップ・ニクルー、誠文堂新光社)=5点(みなもと5)
C「蒼(あお)き鋼のアルペジオ」(Ark Performance、少年画報社)=5点(秋本5)
C「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」(田中圭一、KADOKAWA)=5点(ヤマダ5)
C「狂気の山脈にて」(田辺剛、KADOKAWA)=5点(中条5)
C「先生の白い噓(うそ)」(鳥飼茜〈あかね〉、講談社)=5点(南5)
C「それでも町は廻(まわ)っている」(石黒正数、少年画報社)=5点(桜庭5)

画像:受賞を記念して野田サトルさんが描き下ろしたイラスト
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朝日新聞デジタル
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