正恩氏「自分の度胸と合う」
2泊3日米ポンペオCIA長官を自ら歓待
現在もCIA関係者が北朝鮮で調整


北朝鮮を3月末から4月初めにかけて極秘で訪問したポンペオ米中央情報局(CIA)長官を、
金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が自ら歓待していた。
北朝鮮関係筋が明らかにした。

面会は3、4回に及び、米朝首脳会談の開催に向けて前進したとされる。
現在もCIAとみられる米政府高官が北朝鮮入りし、会談に向けた調整が続いているという。

ポンペオ氏ら米政府当局者6人は、韓国で国家情報院の情報提供を受けた後、北朝鮮入りした。
1日に正恩氏と初めて会談。
正恩氏は「完全な核廃棄の意思」を表明した。
在韓米軍の撤収も要求しなかった。
北朝鮮側はこの時、抑留している米国民3人を解放する方針も決めたという。

2泊3日の日程中、ポンペオ氏は食事会も含めて正恩氏と3、4回会談したという。
また米朝の水面下協議を主導している金英哲(キムヨンチョル)党副委員長や、正恩氏に具申する政策をまとめる書記官室長らとも会談した。

https://www.asahi.com/articles/ASL4P7D81L4PUHBI03P.html