【南北首脳会談】夕食会に「南北和合」メニュー=釜山産焼き魚・平壌冷麺

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人は27日午後、
軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」3階の宴会場で、
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と李雪主(リ・ソルジュ)夫人の歓迎夕食会を開催した。

午前と午後の2回行われた首脳会談を終えた両首脳は、
随行員らと共に夕食会に出席して南北の平和と繁栄を誓った。

夕食会には2000年に南北首脳会談を行った故金大中(キム・デジュン)元大統領の故郷、
全羅南道・新安の可居島産のニベやナマコを使った料理、
07年に会談を行った故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の故郷である慶尚南道・金海の烽下村産の米で炊いたご飯、
文大統領が幼年期を過ごした釜山産のマトウダイ焼きなどが出された。

北朝鮮側は平壌の有名レストラン「玉流館」の首席料理人を板門店に派遣し、現地の冷麺の味を再現。
乾杯酒は約1000年の歴史を持ち、酒造りが重要無形文化財に指定されているムンベ酒と香り豊かな杜鵑酒が使われた。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2018/04/27/0300000000AJP20180427009000882.HTML