警察白書(平成17年版)によると、暴力団構成員・準構成員の総数は96年以降増加傾向にあり、
その数は8万7千人にのぼる。山口組、稲川会、住吉会の主要3団体で構成員総数の7割を占めるなど
寡占化が進んでおり、最大規模の山口組の収入は大企業に匹敵する。
菅沼氏によると、5代目山口組・渡辺組長の時代には、当時のトヨタ自動車の純益が1兆円だったのに対し、
山口組は8000億円の収入を得ていたという。