>>866
義務教育レベルで、教養として一定レベルの絵画、音楽の鑑賞、技術を教え込まれるからね。
それがどの程度身につくか、将来伸びるかはともかく、幼少期に学ぶ機会があって、「誰でも出来/わかる」ってのは文化・創作分野の底上げに大きく貢献している。
天才・論外極端、0か100しかいないのと、平均値に固まる傾向はあってもバランスよいのどちらいいか一概には言えないけど、層の厚み、文化の深みは後者の方が
ある。一握りの天才が引っ張るジャンルは、理解するだけでも相応の才能が必要とされるし、フォロワーも育ちにくい。高みが「ちょっと努力すれば届く」「もっと頑張れ
ば、追い越せる」てぐらいのが後進にとっては望ましい(まあ先達もさらに先人を目指して努力を続けるから、簡単には追い付けないんだが)。