販売増を見越してP-8の価格競争力強化を狙うボーイング
https://aviation-space-business.blogspot.jp/2018/05/p-8p-1.html
ボーイングはP-8ポセイドンの通算100号機をワシントン州レントンで組み立て中で、
さらに数十機の新規受注を見込み、機体設計と製造工程の見直しで製造費を狙う。
「あと100機製造となるのでは」と対潜哨戒機P-8の原型737-800A事業の副主幹カール・ラングは言う。
これまでの引渡し実績はテスト用8機と作戦仕様84機のP-8Aが米海軍に、インド海軍向け8機、
オーストラリア空軍仕様が7機となっている。
ノルウェー、英国もそれぞれ導入を決めている。米海軍は最低でも111機分の調達予算を確保しているが、
すでに117機導入が認められている。
ボーイングは各国の追加受注を期待しており、P-8A納入が200機を超えれば75機以上が米国外の発注となるとラングは見ている。
国外の対潜哨戒機には各種機材が混在している。ロッキードP-3C、ブレゲー・アトランティーク、イリューシンIl-38が稼働中だ。
ボーイングがP-8ポセイドン開発を開始したのは14年前でその後競合機種が姿を現している。
川崎重工は四発P-1を新規開発し納入を開始。同機にはP-3Cの影響が強い。
Saabはボンバルディア・グローバル6000を原型にソードフィッシュをUAE向けに開発中だ。
エアバスはA321neoをフランス・ドイツ両国向けに開発すると先月発表した。
レントン工場でのボーイングの課題はP-8の競争力維持だがハードルは高くなってきた。
現時点で旅客型737NGの最終号機は2019年の引渡し予定で、その後レントン工場では新型エンジンに換装し
大幅に改修した737 Maxへ生産切り替えが終わるまで米海軍向けだけとなる。同社はP-8生産に全力を注入するという。
ただし最盛期に月産40機納入した同工場の費用効率で低下が避けられない。P-8は月産わずか1.5機なのだ。
そこでP-8Aの競争力維持のためボーイングは同機の生産コスト見直しを進めている。
レントンでは同機の「将来型生産システム」開発が進んでいる。
その狙いは機体設計と生産システムの見直しでP-8生産コストを引き下げつつ737NG生産の縮小で
コスト上昇を防止することとラングは言う。
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哨戒機の評価は対潜性能だと思うんだよね
民◯党類ですが爆発的進化です
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301名無し三等兵
2018/05/04(金) 01:25:52.03ID:WP9GEe8R■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
