次期戦闘機F22主体
ロッキード、日本に打診 米、安保と貿易天秤

中略

米側の方針転換には7.5兆円規模の対日貿易赤字を問題視するトランプ大統領の意向があるとみられる。
自動車や農産物に比べ単価が高い防衛装備品の輸出が増えれば赤字縮小につながるからだ。

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とはいえ軍事力を増強する中国や核・ミサイルの破棄を約束しない北朝鮮が存在し安保環境は厳しい。
日米同盟を重視すれば日本が米側の提案を拒むのは難しく、純国産は現実味が乏しい。

ロッキードは今夏にもF22とF35の混合型の開発計画の詳細をまとめる。ロッキードは日本経済新聞の取材に
「日米両政府とF2後継機の選択肢を検討することを期待している。
日本の安全保障に資する、革新的で費用対効果の高い技術を提供できる」と答えた。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30122900T00C18A5MM8000/
http://www.nikkei.com/content/pic/20180504/96959999889DE1E2E3E0E0EBE2E2E2E1E2E7E0E2E3EA9F9FEAE2E2E2-DSKKZO3012335003052018MM8000-PB1-2.jpg