今度はタイフーン戦闘機ほぼ全機が稼働できない状態。大丈夫か、ドイツの国防体制
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ドイツ軍の即応体制をめぐる問題はユーロファイターだけではない。別の機種でも問題が発生している。
スピーゲルが目にした報告書ではトーネード戦闘機がNATO作戦に加わることができないとあり、
NATO制式敵味方識別装置の不足のためだという。
その他ドイツ空軍へ16機納入されたA400M輸送機のうち稼働可能機材な2月時点で5機しかなかった。
海軍では6隻の潜水艦のうち戦闘可能な艦は一隻もなかった。
フリゲート艦15隻で完全に戦闘可能なのは9隻のみだ。陸軍では戦車244両のうち稼働可能は95両しかない。
原因にドイツの国防予算が冷戦終結後に一貫して削減されてきたことがある。
ドイツ政府は2011年に非対称戦対応に本腰を入れるため部隊を削減した。
以後ドイツ軍は規模縮小し、将校21千名分が欠員のままでこれも即応態勢に影を落としている。
ロシアのウクライナ介入で通常戦に関心が集まり、この傾向に歯止めがかかったがそれでも
廃棄した装備品の再補充が完了していない。


まあイギリスも似たようなもんだ