理論的には、700馬力〜500馬力しか無い初期ジェットは
確かに使い所がないかに見えた、ドイツ戦闘機では重い大型ンジンを双発にしたり(1400馬力)
アラド234では4発も試されてる(2800馬力?)

高空性能が要求された末期ではB17やP47のようにレシプロ+排気タービンにならざる得ないから
だったらガスタービン機関にしたほうが単純で済む、高高度性能は高いのでじっさいには高空を飛べばレシプロにまさる

かるく損得計算してもジェット機のほうが構造が簡単で製造しやすいというのがドイツの気に入った点
BMWは7段軸流だが、戦後のアターエンジンのようにすでにドイツには9段式もあった
末期のハインケル HeS 011では3段式軸流に省略、ダイアゴナル圧搾機をそなえると
より製造しやすく、簡素で効果的なエンジンを思い求めてる、HeS 011は推力換算で約1500馬力

19機が製造されアメリカ軍に略奪された一基がベルX5に搭載され音速を突破を目指す
ハインケル HeS 011は米国が2機保存してると認める

ソ連では双発機がいちばんよいとされて262コピー案を提出したが
スターリンが怒り、政治局員ミコヤンからこの情報を得たMIG設計局が単発機を提案して躍進する
またスターリンは大量に製造した木製ヤク戦闘機が耐久性が低いと知り激怒
木製を推進したヤゴヴレフやラボーチキンは疎んじられていた。そこで、ミグの出番となる