テスラに必要な資金、2020年までに100億ドル超も−ゴールドマン分析
Anthony Palazzo
2018年5月18日 0:21 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-17/P8VMV16JIJUX01

 米電気自動車(EV)メーカーのテスラは生産や新製品、今後見込まれる中国への拡大などで2020年までに
100億ドル(約1兆1000億円)超を資本市場で調達する必要があるだろうと、ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

 ゴールドマンのアナリスト、デービッド・タンベリーノ氏は17日付の調査リポートで、テスラは成長に必要な資金を
調達する上で新たに社債、転換社債ないし株式の発行が可能だとしつつ、それらの選択肢全ておいて投資家には
マイナス面があると指摘した。

 テスラには満期を迎える社債の借り換えなど、利用可能な選択肢が複数あり、成長目標の達成に向けた資金を
得られるはずだとタンベリーノ氏は評価しつつ、社債による借入額が増えればテスラの信用評価に重しとなり、
「株式や転換社債をより低いプレミアムで新たに発行すれば、発行済み株式の価値が希薄化する」と警告した。

原題:Tesla May Require $10 Billion in Funding by 2020, Goldman Says(抜粋)
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助けて!テスラちゃんを助けるには2年で1兆円必要なの!(棒