>>87
自国通貨立てである限り、政府は許容できるインフレ率の範囲内で、
いくらで国債を発行する事ができる。
インフレ率は、金融政策によって決まると思われているが、究極的には
政府(と民間)を合わせた総需要に対して供給力がどれだけあるかで決まる。
近年の日本に関していえば日銀がいくらベースマネー増やしてもなかなかインフレにならず
デフレ脱却できたかも怪しい状況なので、まだまだ相当なデフレギャップ
(=供給余力)があると思われる。
防衛費10兆円にしたところで、インフレ率にして1%分にも満たないだろう。