まぁ、1990年代のグローバル化が進む中、移民を入れる選択肢を選ばなかったのは英断だったと思うし、
それが許される環境だったのも有難かった。
東欧や旧植民地から数千万。ドイツ1000万、イギリス・フランス800万、スペイン・イタリア600万の移民を
入れた西ヨーロッパ諸国は、安い労働力を得て国内総生産こそ上がったが、割を食った自国民労働者の
待遇は悪化し、格差が広がり、犯罪も増加し、昨今の右派政党の台頭と言う結果を招いている。

日本は移民を入れなかったので、国内総生産は伸び悩んだし、外国の安い労働者との競争で
労働者の待遇が悪化し格差が広がったのは変わらないし、デフレは進んだけど、治安の悪化は防げたし、
右派政党の台頭も安部内閣が叩かれる程度で済んでいる。
もし90年代にヨーロッパのごとく1000万人規模の移民を入れていたら、地勢と時局がら7〜8割は
中国人だっただろう事を思うと、正直ぞっとする。