>>558/続き)
で、炭素繊維の場合。
炭素繊維は、空気中で450℃以上になると燃焼する(らしい)。
だけど、オートクレーブ内は不活性ガスを充填しているとのことなので燃える危険はない。
そして炭素だけで構成された繊維なのだから、熱での変質はそもそも存在しない。

つまるところ、オートクレーブ等を使うFRPは、熱硬化性であれ熱可塑性であれ、使われる繊維は炭素繊維であるということ。