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そして空洞化した共産イデオロギーの代替物として
「絶対悪の日本軍を叩き出した絶対正義の無敵八路軍を率いた共産党」という日本悪魔化教育を人民に刷り込んだら、
元は只の方便の反日が制御不能の怪物になり、日本と手を組む余地を失いましたしね。

それでもまだ日本の政府与党を左派が掌握している内は
「我々は日本人全部を憎んでいるのではなく、ごく一部の極右だけを叩いている」という建前で日本叩きと日本からの
対中投資増大を両立出来ましたが、21世紀になると小泉政権成立とインターネットの発達でそんな姑息な建前も
通用しなくなり、2010年と2012年の共産党主導の反日大暴動が中国人の本音本質を一切の誤解の余地なく日本人
全てに曝け出しました。

せめて2011年の東日本大震災と福島原発事故の時に、米国のトモダチ作戦と台湾の官民挙げての支援体制の様に
上手に恩を売れば、日本の世論だってかなり軟化したでしょうが、実際に中国がした事と言えば、その経済規模から
すれば雀の涙同然の義援金と何台かの大型ポンプ車供与ぐらいでした。

その代わりに韓国と結託して全世界に「日本は放射能で汚染され尽くしてオワタ」
「日本産食品と製品は放射能汚染されたから輸入禁止」「破滅した日本から工場を巻き上げろ」
なんて原発事故を口実にした反日宣伝と輸入規制による経済的損失の方がささやかな援助額よりも絶対的に多かった
のだから、翌年の尖閣諸島国有化を口実にした反日大暴動と対日経済制裁で日本人の対中不信は決定的な物に
なりました。

この時の中国は「地震と放射能汚染で日本は終わったから、もはや恐れるに足らず」と侮りまくって気楽に棍棒を
振りかざしたのでしょうが、そのツケは後々かなり高く付きました。