>ジャンプの現将棋マンガ

『すべての攻撃を受け流してしのいでから勝ちました』

はあ左様か。
しかしそう書いてあるだけならまあ、将棋のシーンは毎週そう書いても同じことだわな。
漫画に描いてある盤面がそうなってるのかどうかは判らんが、仮にそのような盤面が描かれていても普通は説明してもらわないと判らないし伝わらない。

具体的には『三月のライオン』だと、例えばイライラ王子戦なんかで

・ハア端攻め?舐めてんのかおれの攻めの方が速い
->なんでこんなとこ打ってくるんだタダ取りだろ
->いや待て取るしかないけど取ったら龍がずれる、攻めが遅れる
->端攻めが間に合ってしまうだと?
->もっと速い攻めは無いのかクソクソクソ(ぐるぐる)
->負けました

という描写が2ページくらいあって、実際の盤面の判らない俺も、将棋のルールすらろくに判らない女房も、大変わかりやすく楽しめた。

そういう構成力のある漫画家でないとゲームの漫画ってそもそも描いちゃいけないんじゃないかって気がする。