朝鮮戦争、終結へ トランプ大統領が言及


トランプ米大統領が1日、米朝首脳会談について記者団を前に語った発言の要旨は次の通り。

われわれ(米朝首脳)は6月12日にシンガポールで会うだろう。
これは一つのプロセスで、一度の会談で終わるとは言わない。
(北朝鮮の非核化を)私も彼らも望んでいる。
彼らは国家の発展も同時に期待している。疑いなくそれは実現する。

(首脳会談は)開催に値する。
もし開催しなければ大きな間違いを犯すことになる。
われわれは12日に何かに署名するわけではなく、それはプロセスの始まりだ。
会談は大成功するのではないか。
非常に成功するプロセスになるだろう。

(北朝鮮は非核化に応じるか?)そう思う。
われわれは彼らがそうするまで制裁を取り下げない。
(米朝関係が)うまくいっているので、最大限の圧力という言葉はもう使いたくない。

(北朝鮮への経済支援は)韓国がするだろうし、中国も日本も支援するだろう。米国が支出する必要はない。

(金英哲朝鮮労働党副委員長とは)朝鮮戦争の終結についても話し合った。
戦争が終結すれば、われわれは北朝鮮の安全についても保証することになり、再び戦争が始まることはない。
私は金副委員長に「時間をかけて構わない。今の(制裁の)状態が続くことになるが」と伝えた。
われわれは何百もの新たな制裁を準備していたが、協議が決裂するまで科すことはない。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018060200263&;g=use