>>827
なんか任天堂がファミコン以前に発売していた家庭用ゲーム機みたいな話だな。

まだブロック崩しよりも少し前の時代で、遊べるのはテニスゲームとその間違い探し
みたいな今見るとしょっぱい内容でしたが、任天堂はそれぞれ15種類と6種類の
ゲームが遊べる高級機と廉価版を同時発売しました。

しかしこの2機種は実質的には全く同じ物であり、廉価版は高級機のゲーム回路を
9つ分潰して使えない様にしただけの代物でした。

そして高い方が15000円、安い方が9800円なので、当然安い方が多く売れると
思いがちですが、実際には値段が高くても9個余計にゲームの遊べる高級機を
客は欲しがり、その結果100万台の販売を達成しました。

中身はほとんど同じなのに、敢えて赤字覚悟で引き立て役の廉価版を同時発売し、
本命の高級機を上手く売り込むなんて山内社長の商才はスゴイ。