【有為転変】第120回 黒塗りの潜水艦文書(上)

 オーストラリア議会で5月中旬に、連邦政府が500億豪ドル(約4兆1,128億円)を投じる次期潜水艦建造プロジェクト
に関する秘密文書が公開されて物議を醸したことがあった。フランスのネイバル・グループ(旧DCNS)が、日本や
ドイツとプロジェクト受注を争った際の、同社の事業計画書のことである。問題となったのは、オーストラリアでの開発
関与に関する部分が黒塗りにされるなど、大幅に修正されていたことだ。これは一体何を意味するのだろうか。入札で
日本が袖にされた感情は抜きにして、どうもオーストラリア側に後ろめたいものの存在を感じている。
 この秘密文書は、ネイバル社の「Future Submarine Australian Industry Plan(AIP)」。ペイン国防相が存在自体を
否定していたものだったが、今回、レックス・パトリック上院議員が存在を暴いたことで、同国防相も最終的に公開
せざるを得なくなった形だった。
(ry

https://www.nna.jp/news/show/1771753

ダーウィンにまた爆弾落としてやりたい。