G7首脳宣言 トランプ大統領「承認しない」対立表面化

カナダで開かれていたG7サミット=主要7か国首脳会議は首脳宣言を採択し、閉幕しましたが、その直後、アメリカのトランプ大統領が関税をめぐるカナダのトルドー首相の発言に不満をあらわにして、首脳宣言は認められないという考えを示し、早速、対立が表面化しています。
 G7サミットの閉幕を待たずに大統領専用機でシンガポールへと向かったトランプ大統領はツイッターに、
首脳宣言について「カナダのトルドー首相の記者会見における間違った発言と、カナダがアメリカの農家や労働者、企業に巨額の関税をかけているという事実に基づき、私はアメリカの代表に対し首脳宣言を認めないよう指示した」と書き込み、
すでに発表された首脳宣言は受け入れられないという考えを示しました。
 さらにトランプ大統領は「トルドー首相はG7の間は従順でおとなしくふるまっていた。それなのに私がG7の会場を去ったあと、記者会見で『アメリカの関税は侮辱的だ』と発言した。全く誠意がなく、弱虫だ」とトルドー首相を非難し、早速、対立が表面化した形です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180610/k10011471091000.html

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