FSX選定時の事例だと日本主導開発案が流れた後は
F-18,F-15,F-16の改造案の比較が行われた

F-18改造案は日本側が最も改造できる案だったので
日本企業の支持があったがエンジンと機体の同時開発なうえに
艦上機ベースなので重量超過になりやすいと防衛庁は脚下した

F-15改造案は性能的には申し分ないが価格と日本側の改造範囲がすくないのがネックになり
消去法でF-16改造案となった

正式決定時にはF-16の具体的改造内容も決まっていた
主翼大型化と複合材主翼採用、日本製レーダーの搭載による機種の変更
T-2CCVで開発したCCV機能の採用、推力向上型エンジンに換装などの改造内容
それと当時のGDとの生産分担などもおおよそ決めてから正式決定になった

FSXはこれでも後にもめたことを考えると
F-3において日本側と外国企業との間に
何の協議も取り決めもなしに正式決定は考えにくい
F-22改造案が相手にされないのは実行するにしても
その段取りがあまりに不透明すぎるからだ