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実に惜しい人を亡くしたと言えよう。彼はオヴァマとは正反対の実に有能な政治家であった。軍人一家で育った彼は必然的に軍人となるが、彼の軍歴は素晴らしいの一言に尽きよう。だが生来の反骨精神からか、上官の覚えはあまり良くなく、評価も日光の手前であったのだ。

ヴェトナム戦争も例外ではなく、彼はいつも上層部を批判していた。この辺りの経緯は私自身も実際に体験しているだけに幾度も頷いてしまう。つまり勝てるべき戦争を先延ばしした事により、泥沼へと嵌ったのは言うまでもない。さて彼を有名にしたのは、捕虜になって後だ。

彼はいついかなる時も信念の人であり続け、この辺りが米国民の心を掴んのだと言えよう。捕虜になった経験から人道的な課題にも取り組んでおり、もし彼が大統領になっていたなら、拉致問題解決もまた違う形で進められていたに違いない。おまけに彼は独裁者を嫌っていたのだ。

また最近ではトランプ陣営とロシアとの関係を常に批判していたようだ。さて彼の最終軍歴は海軍大佐であり、これは英語だとキャプテンと呼ばれる。私も同じくキャプテンと呼ばれているが、私の場合は陸軍大尉であったのは言うまでもない。もちろんカピタンと呼んでもよい。

話が逸れてしまったが、彼の人気は絶大であった。だが特筆すべきは彼の政治姿勢であり、オヴァマ政権で数十年後退した国際状勢だが、日本としてはマケイン氏が当時大統領であったらと悔やまれてしまう。階級こそ違うが同じキャプテンとして、ご冥福をお祈りしたいと思うー