さて南北会談が行われているが、予想通り合意文書に署名したようだ。彼らの最終目標は終戦宣言や南北統一であり、裏では南北鉄道の計画が着々と進んでいるに違いない。一方で米中貿易戦争における応酬が激しくなっており、私の推測では第4弾も時間の問題だと言えよう。

トランプ大統領は東西冷戦に終止符を打った故レーガン大統領の功績を高く評価しており、おそらく根を上げた中国側に最終的に白旗を挙げさすとの寸法だろう。よって今後も圧力を強め続け、事実ウイグル族の問題にまで波及しているのだ。かなり長期的な戦略だと思われる。

日本側としてはロシアや中国との関係を含め、今後の舵取りは実に難しくなってくるだろう。一部企業は中国を脱出したようだが、移転先はインドなど外国のままであり、国内の空洞化が進んでいる。また事実上の無借金経営の企業が増えており、銀行にとっては厭な状況だろうー