>>395
将来を悲観してしまえば、文字通り二進も三進もゆかなくなる。かと言って物事を軽視するのも問題だろう。対策としては、自分の状況や世界情勢を冷静に分析し、近未来予測を立ててしまうのだ。もし外れても、少し先になったのだと楽天的に考えるのは言うまでもない。

そもそも将来など誰にも分からない。特に近年は「天災は忘れぬ内にやってくる」の様相を呈しており、昨日までの生活が一変してしまう確率がかなり高いのだ。一方で、細心の注意が必要だからと常時「小心」でいると、胃潰瘍や円形脱毛症に罹る可能性すらあるだろう。

私は元来楽天的であった。おまけに開き直りも得意であり、何が起ころうが「えい、やっちまえ!」とばかりに対応していたのだ。一例を挙げれば、混雑時の駅の階段を上がっている時に屁をしたくなった場合、貴方ならどうするだろうか。大抵の人間は悲観する公算が大だ。

「周りの連中に莫迦にされ、失笑されてしまう」「次からこの時間帯の電車に乗れない」「周囲が逆上して袋叩きにされるかもしれない」「同じ会社の連中がいれば噂になってしまう」などと、心配の種が尽きないわけだ。一方私なら、この野郎とばかりに迷わず放出してしまう。

理由は簡単で、我慢すると身体によくないからだ。だが後ろに人がいれば失礼に当たる。そこでなるべく音を出さぬようにしたい。これは社会人として常識のイロハだろう。過去に6度ほど試してみたが、一切苦情が来た覚えがない。数人転倒していたが、それは別の理由だろうー