>>73
私は過去幾度もパープル・ハートを受章してきた。その私に言わせれば「Go for broke」はあまりお勧め出来ない。なぜなら激戦になること確実で、また多大な犠牲を払ってしまうからだ。一方キスカ島撤退作戦も時の運に大きく左右されるだけに、これまた難しいだろう。
そこで作戦としては、米陸軍第75レンジャー連隊のごとく「Rangers Lead the Way!」の精神で立ち向かえばよい。股いや道を拓く強い意志が決め手となるだろう。断られるぐらいが何だ、私など50回以上も拒否られた経験があるのだ。厭よ厭よも好きの内だと言えよう。

膠着状態も恐れる必要はない。私なら1942年スターリングラード攻防戦のドイツ軍を参考にしてしまう。つまり相手の死角から突然現れ、いきなり告白してしまうのだ。相手に考える隙を与えないのが決め手と言えるだろう。兵は拙速を聞くのごとくスピードが勝負だ。
私の失敗例では、同僚と一人の女性を取り合った。ある日、同僚が転勤したのをチャンスと見做し、女性に猛烈にアタックした。だが即決で断られたのだ。これは1815年ワーテルロー会戦のウェリントン卿に対するネイ元帥の判断と同様、強引さが裏目に出たケースだ。

一方成功例では、職場の好きな女性が脱毛を始めた。私は彼女が海に行きたいのだと判断、先手を打ってビーチに誘ったのだ。これはヴェト・コンが棺桶を作っている情報を得た我々が、いち早く先手を打って攻勢を仕掛けたケースに近い。もちろん結果は上々であった。
他にもゲリラ戦術がお勧めだろう。つまり予め天候を読んでおき、ゲリラ豪雨を予測しておくのだ。退社時に傘のない彼女が困っているところを、さりげなく傘をさし出せばよい。一言「入るかね?」と優しく声掛けするのだ。彼女が赤面すればしめたものと言えるだろう。

だがこれで終わりではない。戦場と同じく衛生に気を配ったり、弾切れに注意すべきだろう。衛生面では特に匂いに注意し、女性は男性に清潔さを求めるだけに軽視してはなるまい。弾切れに関しては予めズィンクを飲んでおくとよい。5粒で一回、10粒で二回が目安かー