>>972
とりあえず第2次パナマ文書公開で日本がらみで出てきたのはコレ。
大富豪や大物政治家の資産隠しではなく、個人のパスポートが勝手にコピーされ出会い業者の経営者の架空名義に悪用されていた
というしょっぱい案件ですが。

知らぬ間に出会い系「運営」 パスポートのコピー使われ
朝日 2018年6月21日05時05分

タックスヘイブン(租税回避地)の一つ、カリブ海の英領アンギラ島で、日本人名義の法人がパスポートのコピーなどをもとに、
本人の知らないところでつくられていた。 いったい誰が、何のために――。
南ドイツ新聞と国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が新たに入手したパナマ文書関連の資料から取材を進めた。

「仮屋です。アンギラ法人を作成ください」
代行会社を経由し、法律事務所「モサック・フォンセカ(MF)」香港事務所に届いたEメール。
その日本語の文面から、「仮屋」と名乗る人物が、アンギラで法人をつくることを求めたことがわかる。
こうしたメールは15年末から16年春までに複数、送られていた。

ほかの英文資料と突き合わせると、パスポートのコピーなどをもとに、MFで法人設立の手続きが進められ、短期間で設立に至った
ことがうかがえる。 設立された会社の資料の署名欄には、パスポートの署名部分をコピーして貼り付けたような痕跡もある。
関連書類からわかる範囲では、日本人男性4人の名義で計6社がアンギラで設立されていた。

朝日新聞はICIJと提携し、国内ではNHK、共同通信と共同取材をしている。 取材により、6社は日本人向けの出会い系サイトを
運営していたことが判明した。まだ運用されているとみられるもののうち1社に取材を申し込んだが、20日までに返答はない。

取材班は、日本人4人のうち、連絡がついた3人から話を聞いた。いずれも、心当たりが無い、と口をそろえた。(後略)
https://www.asahi.com/articles/ASL6H76MPL6HUUPI00M.html?iref=comtop_8_08