日本の自衛隊は君主の権威から切り離され、文民統制下の実務的作業部隊として、さして名誉も与えられていないが、
これこそ自由と民主主義を担保する賢明で健全なあり方だと思うね。
戦前のように天皇制と結びつけられ、天皇の権威をバックにした武装組織のままだったら、いまだにタイ国軍なみの状況だったろう。
そう思うと背筋がゾッとする。

要するに自衛隊の制服なんて民主的市民社会の下では駅員や郵便局員や警察官みたいな服で十分であって、
ほどよくダサい方が軍国主義から民主主義を守ることができるということ。