ガザから「燃えるたこ」 イスラエルで被害2億円超
(産経 6/26)

イスラエルや米国への抗議デモが続くパレスチナ自治区ガザから発火物を付けた風船やたこが飛来し、イスラエル側で
火災による被害が拡大している。
死傷者は出ていないが、農作物や家畜などの被害総額は2億円超とされる。
イスラエル軍は「この状況が続くことを決して許さない」と警告。大規模な軍事作戦が必要との強硬意見も出ている。

ガザでは3月末からイスラエルや米国に対する抗議デモが断続的に続き、イスラエル軍による銃撃などで125人以上が
死亡している。

デモ参加者の若者らは、油を染み込ませて火を付けた布や火炎瓶をぶら下げた風船とたこを放ち、それらがイスラエル側の
森林や農地に落ちて火災が発生。
イスラエルのメディアによると、6月中旬までに400件以上の火災が起き、約25平方キロメートルが焼失した。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/180626/wor1806260029-n1.html

太平洋戦争後期の日本軍は大型の風船爆弾をジェット気流に乗せて北米大陸攻撃を目論見ましたが、ガザ地区の
パレスチナゲリラはよりローテクで格安な手段でのイスラエル攻撃を実行中。

これロケット弾攻撃よりも更に事前対策が困難な割に安上がりな攻撃ですよな。
風向きが変わって火炎タコや風船がガザ地区に逆戻りするリスクを許容すれば。