>>554
本邦が植民地宗主国のメンツを泥まみれの丸つぶれにせず、植民地主義時代の終了を50年早めなかった場合でも、どいつもこいつも「鶏肋鶏肋。もはや食えるとこはないが捨てるにゃ惜しい」で史実よりもっとgdgdな展開になってたような気もするがな。

オランダの蘭印統治とか、フランスのアルジェリアや仏印の統治とか(詳しくは知らんが、ひょっとするとベルギーのコンゴ統治も?)の土壇場での執着っぷりをみると、そんなにスパッと損切りできたとは思えん。どこも最後まで未練たらたらやったって印象やで。

とどのつまり国家も個人の集合体にすぎないんだし、個人の経済行動と同様に植民地経営の放棄という経済的な判断について必ずしも合理的な行動ばかりが取られるとは限らず、国家の威信とか過去のしがらみに囚われるという辺りが現実な気がする。