仏 兵役導入見送り 16歳男女に1か月間の集団生活義務化
NHK 2018年6月28日 7時04分

フランス政府は、マクロン大統領が大統領選挙で公約に掲げていた徴兵制度の復活について、兵役の導入は見送り、
代わりに16歳の男女に対し、1か月間、寮での集団生活などを義務化する方針を明らかにしました。

フランスでは15年以上前に徴兵制度が廃止されましたが、マクロン大統領は去年の大統領選挙で、フランスへの
帰属意識を高めるためなどとして、18歳から21歳の若者を対象に、軍による訓練を中心とした1か月間の兵役の
義務化を公約に掲げていました。

公約の実行に向けて検討してきたフランス政府は27日、兵役の導入は見送り、代わりに16歳の男女に対し、1か月間に
わたり安全保障や国防の教育を行うほか、寮での集団生活などを義務化する方針を明らかにしました。
来年から試験的に導入し、2021年には日本円にして年間2000億円余りをかけて本格的に始めるということです。

ただ、具体的な内容については、市民団体や教育関係者などと協議を重ねると述べるにとどまっていて、効果を
疑問視する声もある中、今後の議論が紛糾する可能性も指摘されています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180628/k10011498421000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

まー1か月程度の期間では銃を使った本格的な軍事教練なんか出来る筈もなく、せいぜい行進や規律や野営の
訓練をやって終わりの長目のボーイスカウト活動ぐらいにしかならんでしょう。