>>609
そういえば今週号のヤンジャンでは藤崎版銀英伝でリッテンハイム候の娘ザビーネが無駄にキャラを立てていたなぁ。

以前ザビーネが登場した時には原作にもアニメ版にも道原かつみ版にも無い「武闘派黒髪ロング系」というオリジナル
設定を付加して読者を驚かせていたけど、今週号ではブラウンシユヴァイク公とリッテンハイム候が袂を分かった際に、
リッテンハイムが自分の愛娘ザビーネを自称銀河帝国皇帝に擁立するオリジナル展開に。

さすがにリッテンハイムもリップシュタット連合から袂を分かち、5万隻の艦隊を率いて旗揚げするには曲がりなりにも
皇帝の血を引く娘を神輿に掲げねば名目が立たないと見なしたんでしょう。

そしてリッテンハイム父娘は数を頼りにキルヒアイス艦隊3万隻を迎撃せんとしましたが、肝心のリッテンハイムの戦術
能力が低すぎ雑多な艦種を漫然と並べて間合いも分からずに闇雲に攻撃するだけで、あっという間にキルヒアイス艦隊に
主導権を奪われました。

さてこうなると原作同様リッテンハイム軍の敗北は約束されましたが、父リッテンハイム候の横死は原作準拠としても、
皇帝を自称した娘ザビーネはどうなるのやら?

@キルヒアイスとの艦隊戦で完敗し、這う這うの体で後方の要塞に父と共に逃げ込むも、リッテンハイム候の敗走と
 味方殺しの犠牲になった元臣下の無理心中に付き合わされて死亡
Aキルヒアイス艦隊の猛追を受け、父親はどうにか要塞まで逃げ込むも娘ザビーネは逃げ遅れて戦死
B父親は逆ギレした元臣下の無理心中に巻き込まれて死亡するも、ザビーネは生存。
 そして要塞を占拠したキルヒアイス軍の捕虜にされ、恥も外聞もなく命乞いをするもラインハルトの命で処刑
C B同様にキルヒアイス軍の捕虜となったザビーネは、リッテンハイム家最後の当主としての誇りを守る為に
 キルヒアイスに一対一のナイフでの決闘を申し込む。
 本来ならこんな申し出を受ける必要はどこにも無いが、キルヒアイスは独断でこれを承諾。
 日頃鍛えた武道の腕を発揮してキルヒアイスを一時追い込むも、結局地力の差でキルヒアイスが勝利しサピーネ死亡。
 しかしザビーネの誇り高き最後が貴族連合軍に知れ渡ると、政略的に不味いので、表向きには父共々爆死した事にされた。