>>767
FCS-3は搭載検討されてたが、後のあめ型に繋がる検討プランが出てきた時期は
まだATECS/ACDSとFCS-3は色々先取りし過ぎたとこがあったし、
00式ともシステム構成に結構差があるからなぁ
船体拡大はまた別な要求からと見てる

実のところあめ型以降は現用の一線級、かついまの整備構想に直結するため、
検討過程時の前提となったであろう海自側の将来展望と戦術思想があまり公開されてない
出てきた公開情報とか紙面での記事見た感じでは、俺の私見だが、
後にむらさめ型となる構想、4,700t型の前級に比べての大型化は、
FCS-3搭載前提にとしたものというよりも、ポスト冷戦にそなえた任務拡大
ソ連崩壊手前からの潜水艦商戦へのキロ型の参画と周辺国の潜水艦整備に備えた対策
水中放射雑音低減・OYQ-103 ASWCSと大型ソナー・TASS導入と
HS(ヘリ2機)運用に備えた飛行甲板と着艦支援システム、格納庫、
新電子戦システム/水上艦用電波探知妨害装置の搭載を前提に
長期間の運用前提とした居住性と将来余裕の付与に備えた方針
船体機関部のMゼロ化(機側無人運転化)省力化とダメコン対策
特に応急甲板高の増加が主と見てる

(特にダメコンはCBRN戦対策前提に、通常の出入り口と糧食搬入経路分離し
無人エレベータ化したり、これら無人化した経路と艦内通路配置で
戦闘時のCIC・人員配置部周囲を一種の空間装甲化し至近距離でのSSM弾片防御を
推し進め、火災時の区画閉鎖対策したりとか、フォークランドの戦訓調査や
スターク事件の情報分析し自動化合わせダメコン抗堪性向上策でサイズ大きくなってるしね)

あとこの時期(74〜90年代)のパッシヴ対潜戦に備えた艦の水中放射雑音低減、
ASMD対処と電波情報収集支援能力導入した新電子戦システム搭載は
機器の振動対策とかモジュラー化、パレット化(同一基盤上に機器実装し
陸揚げ時の整備性向上する施策)と並行しているので、
TACTASSとバウソナー積んでガチ対策すると、めっちゃ艦側の船体サイズ拡大するのよね