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>>93
3日前の記事だが、メルケル首相は引くに引けなくなってるっぽい。

W杯ドイツ予選敗退がメルケル首相の進退を揺るがす可能性
かつての女帝がEUのお荷物に…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56330

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先日は、629名もの難民を助けてイタリアに運ぼうとしたNGO船の入港をイタリアが拒否し、全員をスペインが引き受けたという
事件があったが、今度はドイツのNGO船が運んできた230名あまりの難民が地中海で行き場を失うという事態となった。

NGOは、密航ほう助の国際犯罪組織と組んで、人命救助という名のもとにどんどん難民を運んでくるので、以前より問題に
なっていた。今回はスペインも入港を拒否し、結局、27日夜、マルタが入港させたが、条件は、他の国がその難民を引き取ること。
しかも今回は、NGOにも捜査の手が伸びそうだ。

そんな中、ドイツ国民の悩みなどどこ吹く風、メルケル首相は未だに、自分の使命はEUを救うことだと言わんばかりだ。
今さら自己の難民政策の過ちを認めれば、たちまち失脚につながるので、とにかくEUを盾に頑張るしかない。

とはいえ、その信用と権力はどんどん崩れており、CDUの議員たちも、メルケルの難民政策の擁護をすると、
地元の票が逃げるという現象に悩まされ始めた。これ以上、中身のスカスカになった「人道」で国民を鼓舞して、
不満や不安を抑え続けるのは難しいのかもしれない。

メルケル首相はよく「それ以外に選択肢がない」という言葉を使うが、保守の大手月刊誌『キケロ』の主筆シュベニケ氏は
6月13日付のオンライン版で、メルケル首相の言葉は、東ドイツ政府が崩壊の直前、ベルリンの壁は帝国主義から自国民を
守るためのものだと主張していたのに似て、「ますますシュール(非現実的)っぽくなってきた」と書いた。

まさに同感である。
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全ての責任をメルケル首相におっかぶせて、ドイツ人が「俺たちは悪くない!」と叫びだす日が近いのかも。