紺碧のヒトラー:
貧しい画家志望の若者アドルフはある日夢を見た。
中東系の民族がドイツを闊歩し、金髪の女性を好き放題にする悪夢の未来である。

ユダ公だ、ユダ公に違いない...
(幾ら危機は中東からと啓示を受けようが、まさか当時ユダ公未満の砂漠の蛮族にここまでされるとは。彼の貧弱な教養では理解できなかったのである)

こうして彼はドイツを救うべく立ち上がったのだった...