レイトン班が得た「情報見積(幕僚)」と、ニミッツの「状況判断(指揮官)」とは区分して考えるべき。
指揮官サイドは、常に情報は不足してるもの。それを図上演習等から得られる蓋然性で補い腹決めするものだから。

ニミッツの状況判断としては「ミッドウェイ、アリューシャンに対する空母及び上陸船団を含む大規模な侵攻作戦」と大筋ではじつに的確に判断してたと思うが。

それで出した訓令が
第1に敵を遠距離で発見捕捉して奇襲を防止
第2に空母を撃破してミッドウェー空襲を阻止
第3に潜水艦は哨戒及び攻撃
第4にミッドウェー島守備隊は同島を死守
で、「日本艦隊を撃滅しろ」みたいな攻勢的なものではなく、あくまでミッドウェイの保持を目的とした防勢的なもの。
連合艦隊主力への対応も、概ねこの訓令の振れ幅で対応できるのでは。実際できたし。