航空主兵派だろうが水上艦派だろうが航空戦力の重要性を無視する指揮官はいないよ。
もうこの時代は。
水上艦派だって航空優勢と弾着観測の必要性は痛いほど知ってるし。
でないと艦砲も最大射程であたりません。

むしろ航空主兵派の方が歪。航空・水上・水中のバランスにおいて。
この時代、欧州戦線でも対空砲火の威力がレーダーの発達と連動して日に日に強化されて、1944.2のビックウィークでドイツ空軍戦闘航空団を根こそぎ潰滅させた後も、B-17の損害は高い水準で維持された。

太平洋戦争でも、アメリカのFCS連動対空砲火の威力は雷撃不能、急降下爆撃不能なレベルに強化される。
行きつく先は、防空の化物、アーレイバーク級イージス艦。
今日びイージスに直接爆撃する馬鹿はいない。スタンドオフの誘導弾のみですね。
現代への継続性として、どちらが先見之明があったかと。