ヨークタウンを撃破された時点で
米海軍が防空に自信を持っていたとは思えない

珊瑚海ではCAP機は攻撃前の会敵が行えず
第一次空母攻撃だって攻撃前の会敵は昭和17年の米海軍にしては奇跡的成功だが
艦爆隊が突撃隊形を作ってからようやく6機が遭遇したのみ
(しかも艦爆隊を阻止した際は零戦隊の交戦記録はない
そして重松隊がCAP機と交戦するや、戦闘機の数で4対17の圧倒的戦力差なのに、CAP機は艦爆隊が一番脆弱なはずの離脱時に何もできなかった
後知恵になるが、重松隊が直接援護に徹していれば艦爆は18機全機が輪形陣に突入しただろう)

第二次空母攻撃(第二次ソロモン海戦)ではCAP機は会敵が遅すぎて対空砲火の中で迎撃し
同士討ちの損害を出している

この時点で明らかになったのは
戦闘機による防空は空振りのリスクが大きく
対空火器も僅か数機に過ぎない敵機を阻止できず
敵が空母一隻と一個飛行隊規模(米海軍だと14〜33機程度)の攻撃隊を有するならば
逆転される可能性があるということ