>>955の続き
アジア歴史資料センター
レファレンスコード C08030094600
『昭和17年3月1日〜昭和17年5月31日 第2水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報(5)』(戦時日誌 5月分)
P10

三、令達報告等

発 大海特務班長
(発日時記載無し)
宛 GF各参謀長、各鎮各警各参謀長、CSF参謀長
受2日2100
左記通信状況を総合考察するに敵機動部隊の蠢動しある算大なり
一、4月25日乃至28日間 ハワイ諸島方面 日施哨戒機の出現多かりしこと
二、4月27日来 臨時編成部隊Z8X出現 NPM局(ホノルル)と連絡しあるも極めて厳重なる無線封止を実施しあること
三、一部判読不能のため要旨のみ
(4月○日頃? 支那航空基地方面の支那暗号電報激増せること 又夜間気象報告を行いつつあること)
四、4月14日より臨時編成部隊Z3Wに対しハワイ海軍気象部より毎日気象(暗号)を放送しあること
五、4月30日 NPM局より放送の放送信通数は4月5日以来の最高を示すこと