【韓国】 投資も、消費も、雇用も韓国だけ疲弊…「自害政策」のせい/(中央日報 7/2) 

韓国経済が全方向で悪化している。輸出、投資、消費、雇用など例外がない。 毎日発表される経済指標ごとに後退している。
先月の輸出増加率はマイナス0.1%で2カ月ぶりに減少した。
「5月の産業活動動向」では設備投資が3カ月連続、消費(小売り販売)は2カ月連続で減った。
5月に7万件まで減った新規雇用数が6月はどうだったかも中旬に発表される雇用動向が恐ろしいほどだ。

「経済は心理」と言うが、企業の景気見通しはますます悪化している。
600大企業の景況指数(BSI)の7月の見通しは90.7で、17カ月来の最低水準。
OECD25カ国中唯一韓国企業だけが景気悪化を予想したのも同じ脈絡だ。
(中略)
世界経済に便乗してきた韓国が単独で激しく疲弊しているのは、その原因が内部にあるとしか見られない。
この1年間に所得主導成長と親労働政策にオールインし世界の流れに逆行したことは「自害」と変わらない。
企業を「積弊」と認識し、企業の支配構造に根掘り葉掘り干渉するなど「反企業政策」一色だった。
その上に企業の意欲を鼓舞する規制改革は遅々として進まず、棚に並べただけにすぎない印象が濃い。

その結果企業の士気は地に落ち、自営業者は生死を心配し、働き口を求める青年はさらに挫折している。
今後グローバル貿易戦争が高まり輸出まで後退すれば果たして抜け出す穴があるのか疑問だ。
今年韓国政府が目標にした「3%成長」が問題なのではなく、経済・産業基盤の崩壊を心配しなければならない時だ。
雇用も、家計所得も、企業が存続してこそ増える。それでも青瓦台は「所得主導成長をさらにスピード感を持って推進したい」とする。

経済は理念・理想ではなく現実だ。一度崩壊すれば回復させるのに刻苦の努力と時間が必要だ。
いま切実なのは与党、政府、青瓦台が経済の現実をありのままに直視することだ。
http://japanese.joins.com/article/793/242793.html

結局今ムンムンがやっている経済政策ってわが政権与党時代のそれと一緒でしょ。 最近は左の連中も「経済は韓国を見習え」と言わなくなったし。