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>ナチ空軍を撃滅した赤軍空軍もB-29にはかなわなかったのだ

旧ソ連は公式には朝鮮戦争の参戦国ではない。しかし、空軍を派遣して支援したことは衆知の事実で、
内戦以来のソ連赤軍の戦死者の統計集にも、朝鮮に空軍を 派遣して、戦死者299名
(内、将校138、下士官・兵161)を出したことが記載されている。不謹慎のそしりを免れないであろ
うことは承知しているが、 筆者は墓石に亡くなった日付が刻まれていることを期待していた。米空軍との戦闘
の状況を考えるうえで参考になるからである。日付が刻まれていたのは 1953年の大部分の戦死者だけで、
他の年の戦死者は没年しかわからなかった。墓には氏名と生年と没年が刻まれていたが、
朝鮮戦争と関連付けられる文言は ない。但し、写真3のように墓の下部に「友の戦いのために死んだ」
と刻まれた墓や、「友と同志の戦いのために死んだ」と刻まれた墓が一部にある。わずかに 「友」や「同志」
という表現の中に国際主義的任務を果たす途上、亡くなったことが示唆されているだけだ。
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jp/news/117/news117-15essay1.html